
お伝えしたいささやかなこと
すべてにおいて心地いい
サービスへの想い
何らかの機会で当社とコンタクトをとってくださる方々、その方々の誰しもが「すべてにおいて心地いい」、そう感じてくだされば大成功。
この会社で代表に就くわたしは、スタッフがそういう対応をできるようにと工夫する日々を送っています。
わたしたちがサービスをご提供するとき、最も気がかりなのは、お客様が「心地いい」と思う体験をなさるかどうかなんです。
心地いい体験とは
その点を説明する例えとして、古いガスコンロが故障し、新しいガスコンロに交換するお客様のケースをあげましょう。
多くの人にとって、ガスコンロを交換するタイミングって、使っている製品が突然に不調となったり、全く使えないなどマズイ事態に陥ったあとです。
「えっ、料理ができない」、「お湯さえ沸かせない」
すると「この不便はいったいいつまで続くのか」、「修理したり、新品に買い替えなら費用がかかる。その出費はいくらするんだ?」
そういう不安を抱いてしまうのは、普通のことですよね。
お客様の体験を第一に
突発の事態に心細さを感じたり、あわてさえするお方が、どっかのお店へ連絡をとろうとする瞬間、その時からわたしたちのサービスはスタートします。
トラブルに直面したら、今どきはスマホで検索を始めるケースが多いでしょう。
- 当社のサイトは検索で見つけやすいか、ウェブページのご利用でお問い合わせやご注文完了まで惑わないか。
- お電話、メール、LINEのご質問に、親身で端的なお答えを返しているか。
- 店舗にいらしたお客様なら、明快で機敏な接客をなしえているか。
- 修理なら、スピーディーにお客様のもとへ出動して、適切な故障診断や対策を施せるか。
- お使いの製品に寿命が訪れていた場合、それに替わる最適な機種やプランをご提案しきれるか。
- ご注文をくださってから、ご不便な時を限りなく縮めるよう、的確かつ迅速に手配するか。
- 新しいガスコンロの設置をするとき、高い精度でなお安全な作業を実現できるか。
- アフターフォローやメンテナンスは、曇りない対処を果たせるか。
ガスコンロを取り替えるだけで、心地いい体験をご提供するには、チェックポイントって、ざっと考えてもこれだけあります。
サービスのご提供って、お客様お1人ごとに要する内容を変えなくてはキッチリとは行かないのです。工場で量産品をつくるのと比べると、そこは異なります。
パーフェクトを目指して
すべてのお客様にパーフェクトな対応!
と、それができればいいんでしょうが、本音を言いますと、そんなのはめっちゃ難しいんです。
プロ野球を例に出すと、完全試合なんて数年に1回あるかどうか。
商いだっておんなじです。完全試合みたいなサービスをご提供できるケースってそうそう無いんです、実は。
それでも、スタッフ達はそれぞれ工夫し、知識や経験を使って自分の役割を努めています。部署ごとで果たす仕事は異なれど、「パーフェクトに近づこう」。その思いは社で共にしてるんですよ。
サービスを提供する意義
すいません、話が逸れました。話をガスコンロのお客様に戻しましょう。
ご依頼くださった仕事が完了し、スタッフが現場を立ち去るときがきます。
真新しいコンロ、ピカピカ輝くガラスの天板を静かに眺めるお客様。
その表情から焦りが消え、安堵しきったご様子をうかがい知れたなら、わたしたちには何よりのご褒美なんです。
スタッフは笑顔で挨拶し、お客様のもとを辞して、作業車両に乗り込み帰路へ。
その瞬間、こころはガスコンロの天板以上にピッカピカに光っていることでしょう。
わたしたちがサービスを提供する意義ってこれなんです。
気持ちのいい応対
だから、スタッフ募集のとき、応募者が持っているスキルとかヤル気とかを考慮するのは大事なんですけど、とりわけ重視しているのは、「気持ちのいい応対ができそうなひと」なんですね。
当社は箕面の地でお店を開いてもう60年近く。地域のお客様から(少しばかりかもしれませんが)ご支持をいただき今日まで至っています。
今日も、明日もパーフェクトにトライする当社です。難しいんですけど。

代表取締役
