レンジフードのお手入れの注意点
レンジフードや換気扇のお掃除は年に一度、年末の大掃除の時に。
といったイメージがありますね。
レンジフードの汚れは、油汚れやほこりなどが付着してできます。
そのままにしておく期間が長いと頑固な汚れになり、お掃除も大変に。
また、汚れを放置すると、たまった油汚れが料理の中におちる危険も出てきます。
油汚れは固まらないうちに掃除すると簡単に落ちる汚れです。
本体カバーは1週間に1回、フィルター・ファンなどは1~3ヶ月に1回を目安にお掃除しましょう。
また、油汚れが付きにくい工夫がされたレンジフードもございます。
そういたレンジフードにリフォームするのもおすすめですよ。
レンジフード掃除に使う洗剤は?
レンジフードのお掃除は、中性洗剤を選びましょう。
一般的な台所用の洗剤が中性洗剤になります。
中性洗剤には油汚れを落とす効果があるので、レンジフードの汚れにも効果的です。
お掃除サイトでは、重曹やアルカリ性洗剤ぼ使用をオススメしているところがありますが
アルカリ性の洗剤は、レンジフードの塗装をはがしてしまうことがあります。
推奨の洗剤や使用不可の洗剤は、説明書に記載されているので、
お掃除の際はまず確認することをおすすめします。
※説明書に記載がない場合は、メーカーさんにお問合せしてくださいね。
レンジフードのお掃除道具
レンジフードのお掃除道具は身近なものでそろえることができます。
- 厚手の手袋
- 中性洗剤
- 汚れをふき取る布
- バケツ
- 柔らかいスポンジ
- ゴミ袋・新聞紙
レンジフードお掃除の下準備
レンジフードのの電源はプラグを抜くか、ブレーカーを落としておきましょう
万が一レンジフードが動作すると怪我をする恐れがあります。
足場は安定させましょう
レンジフードは高いところにあります。
身長におっては踏台などを使うこともありますね。
しっかり安定感のある足場を用意して転倒事故を予防しましょう。
コンロはつかないようにしておきましょう
掃除中にコンロの火が付くとやけどや火災につながります。
コンロの電池を抜いたりチィルドロックをかけたりして、火がつかないようにします。
シロッコファンの取り外し
レンジフードの「整流板」を開けて、フィルターとシロッコファンを取り外してください。
取り外し方はレンジフードによって違いがありますので、
ご使用のレンジフードの取り扱い説明書を確認してください。
シロッコファンのお掃除方法
シロッコファンを掃除するときには、怪我防止のため厚手の手袋ははめてお掃除してください。
シロッコファンは中性洗剤を溶かしたぬるま湯につけて、やわらかいスポンジで洗います。
ファンの汚れが落ちにくい場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯につけおきをすると、汚れが落ちやすくなります。
暖かい方が油汚れが落ちやすいのでぬるま湯を使用しますが、
60度以上の熱いお湯はやけどや樹脂部分の変形の恐れがあるので、使用しないでください。
また、金たわしや硬いスポンジは塗装が剥がれたり傷ついたりするので注意してください。
洗い終わったら洗剤をしっかり落として水気をとります。
フィルターのお掃除
フィルターは中性洗剤を溶かした60度以下のぬるま湯いつけてから、やわらかいスポンジでフィルターが変形しないように、やさしく洗います。
フィルターの目に沿って洗うところがポイントです。
頑固な汚れは、ファン同様につけおきしてから洗うといいですよ。
汚れがおちたら、洗剤を洗い流して、水気をよくとります。
レンジフード本体・整流板のお掃除
本体と整流板は、中性洗剤を溶かした水を浸して絞った布で拭きます。
汚れが落ちたら水拭きをして、しっかり洗剤を落としてください。
※整流版をレンジフードにぶら下げた状態でのお手入れは、落下して怪我をする恐れがありますのでやめましょう。
レンジフードから取り外すか、取り付けたままの状態でお掃除を行ってください。